検索エンジンのインデックス化とは

検索エンジンのインデックス化は、ウェブページを検索エンジン内のデータベースに登録するプロセスです。

ここでは、その仕組みと正しい登録方法について説明します。

検索インデックスとは？

検索インデックスは、検索エンジン内のデータベースが持つ「索引」のことです。このインデックスには、ウェブページに出現する語句がすべて登録されており、検索結果はインデックス情報を参考にして出力されます。Googleなどの検索エンジンは数千億のWebページを検索インデックスとして保持しています。ユーザが検索キーワードを入力すると、インデックスを使って対応するページが迅速に見つかります。

インデックス登録の流れ

Webページを検索インデックスに登録するためには、次の2ステップが必要です。

クローリング (Crawling)
- クローラー（またはボット）がインターネット上を巡回し、Webページを取得します。
- クローラーはリンクやXMLサイトマップ、Googleサーチコンソールでインデックス登録申請したURLなどからWebページを発見します。
インデックス登録 (Indexing)
- 取得したWebページからキーワードを抽出し、検索インデックスに登録します。
- インデックスには、ページのタイトル、ディスクリプション、見出しなどの情報が含まれます。

正しい検索インデックスに登録させるためには、以下の手順を実行します。

ページに合致するキーワードを決める
- ページの内容に合った簡潔なキーワードを選びます。
- キーワードはHTMLタグで使用するテキストになります。
ページの内容を伝えるタグを記述する
- タイトルタグやディスクリプション、見出し、画像のalt属性など、検索エンジンが重視するHTMLタグを適切に記述します。
ページ間の関連性を伝えるタグを記述する
- リンク（aタグ）など、他のページとの関連性を示すタグを記述します。